[外壁タイルLABO]今更だけど、タイルって何?初級編

ウィザースホームの代名詞とも言える「外壁タイル」。
外壁タイルのメンテナンス性や意匠性は広く知られていますが、そもそもタイルの事についてどのくらい知られているのでしょうか。[外壁タイルLABO]では、タイルの素朴な疑問をひとつひとつ追いかけ、徹底的に追求していきます。

今更だけど、タイルって何?

タイルというのは、英語ではtileと書き、その語源はラテン語のテグラtegulaで、物を覆うという意味のことばです。タイルは、この語源のとおり、建物の壁や床を覆う陶磁器製の建築材料のことを指します(業界用語)。広辞苑では「壁または床にはる小片状の薄板」と説明されていて、広い意味では、材質は不問です。そのため、タイルカーペット、Pタイルなどやきもの以外で正方形をした壁または床にはる小片状の薄板のものを、○○○タイルと呼ぶことがあります。引用:世界のタイル博物館(LIXIL)

 建築においてのタイル(陶磁器)とは、土を塗り固め釜で焼いたものを指します。タイルとは、メンテナンス性や意匠性のみならず、耐候性、防火性、防水性に優れた仕上げ材として、建物の壁や床を保護する機能を持っています。

タイルはいつ頃から使われているの?

タイルの歴史は古く、紀元前2600年に建造されたエジプトのピラミッド内にある地下通廊に張られていた水色のタイルが、現在発見されているタイルの中で最も古いと言われています。砂漠の砂を主原料にした珍しいタイルで、タイル表面は銅による水色の発色がとても神秘的です。水色は高貴な色と言われ王家や貴族の象徴だったようです。

世界最古のタイル
美しいタイルの装飾
現代におけるタイルというと、建物の外壁や内壁に張り付けて建物を内外から保護する役目に重点が置かれがちですが、保護をするというよりは“美しく飾る装飾品”として宝石と同様の扱いだったのかもしれません。
 

それにしても、今から4600年前のタイルが現存しているなんて驚きですね。現代のタイルが4600年後も変わらない美しさを保っていると考えると浪漫を感じます。

日本でのタイルの歴史は?

日本に始めてタイルが登場するのは飛鳥時代で、538年に百済から仏像と経典が伝来した後、588年に、百済から仏舎利とともに、仏寺を造営するのに必要な寺工、画工、瓦博士が送られてきたと日本書紀は伝えています。引用:世界のタイル博物館(LIXIL)

日本におけるタイル(陶磁器)の歴史は瓦の伝来から始まりました。奈良県奈良市にある元興寺では、創建当初の軒平瓦が今なお使われています。1400年前の瓦が破損もせず現存している事を考えると、その耐久性の高さが伺えます。

現在のような形で日本で使用されるようになったのは西暦1652年、愛知県瀬戸市の定光寺の尾張徳川家の藩祖である徳川義直公(源敬公)廟拝殿には帰化明人の陳玄贇の指導によって瀬戸で作られた日本初の施釉された「鉄釉唐草文敷瓦」と言われています。

外壁タイルとして扱われるようになったのはいつ頃から?

レンガの厚さを薄くして、張り付け仕上げ材として登場してきたのが、外壁タイルです。関東大震災でレンガ造りの建物が倒壊し、地震に弱いことが判って以後は、建物の外壁タイルが張られるようになり、当初はレンガ色のタイルが多くつくられました。

早くからタイルへの関心を示した近代建築家のひとり、武田 五一氏の初期の作品である「名和昆虫研究所記念昆虫館」(1907年)は、木造煉瓦壁ながら切妻部分を除く壁面の全てに外壁タイルが張られた“総タイル張り”としては日本最古の建築が現存しています。


まとめ

タイルは古くからそのメンテナンス性と意匠性で人々から愛され、建築の歴史ともに変化してきました。世界最古の建築仕上げ材であり、これから先の未来でも末永く愛され続ける建築仕上げ材のとひとつ、と言えるのではないでしょうか。

ウィザースホームの“総タイル張り住宅が”4600年後も存在しているかも?!

 

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